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・ウォームドモータシリーズ    ・BH(基本型)シリーズ    ・1段・2段ウォーム減速機

技術計算資料

 

1.       トルク

トルクとは回転力、ねじり力又はモーメントで表わされるもので回そうとする力 F と回転の中心からの距離 R で表わされます。

すなわち

      トルク=力(F)N×半径(R)m

       T  =F×R N・m

例 おもりの重量Fが980Nで、ウインチのドラムの半径Rが15cm(0.15m)ならば、T=F×R=980N×0.15m=147N・m

 

2.       動力

動力とは仕事をする能力で、一般にはキロワット(P)と馬力(PS)で表わします。1000Nの重量のものを1秒間に1mの割合で動かす能力を1キロワットと言います。

キロワット(P)=

力(F)N×速度(V)m/sec

F×V

1000N・m/sec

1000

キロワット(P)と馬力(PS)の関係

   1P≒1.36PS

   1PS≒0.74P

 

3.       動力とトルクの関係

トルクは回転速度あるいは時間に関係ありません。

動力は回転の半径Rと回転数Nとによって決まる速度に関係があります。

キロワットとトルクの関係式・・・

キロワット(P)

2π×T×N

T×N

1000×60

9550

 

ト ル ク(T)

9550×P

(N・m)

 

 

馬力とトルクの関係式・・・・・・・

馬  力(PS)

2π×T×N

T×N

735×60

7017

 

ト ル ク(T)

7017×PS

(N・m)

 

 

 

キロワット(kw)

 

 

 

PS

仏馬力(HP)

 

 

 

トルク(N・m)

 

 

 

回転数(r/min)

 

 

 

4.       効率

減速機が働いている時には入力軸から入るエネルギー(仕事量)の一部は摩擦によって熱となって放熱され残りが有効なエネルギーとして機械的仕事をします。

効率(η)=

出力軸動力(P2)

2×N2

 

入力軸動力(P1)

9550×P1

 

 

1:入力軸動力  T2:出力軸トルク(N・m)  N2:出力軸回転数(r/min)

※はせがわ ウォーム減速機の効率は伝動能力表記載の出力トルクと入力動力を上式に代入することにより求められますがこれは歯面間のなじみが十分進んだ状態での値とお考えください。

 

5.       減速比

入力軸(高速軸)と出力軸(低速軸)との回転の比です。

減速比(i)=

入力回転数

出力回転数

減速比と入力、出力のトルクとの関係式

出力トルク(T2)

=i×η(効率)

入力トルク(T1)

 

6.       使用係数(サービス・ファクター)

このカタログのはせがわ  ウォーム変・減速機の伝動能力表は、変・減速機に衝撃荷重のかからない均一な負荷状態で、1日に10時間連続的に運転した場合(使用係数 K=1)の値です。

上記の条件と異なる運転条件の時には、適応した使用係数Kを必要トルクに乗じて求められる補正トルクを基にして変・減速機を選定してください。

T‘=KT

    T‘:補正トルク(N・m)

      K :使用係数

        :負荷を駆動するのに必要なトルク(N・m)

相手機械の慣性力(J)が大きい時には特に注意してください。

 

使用係数 : K

荷重の種類

30分

2時間

10時間

24時間

均   一

0.80

0.90

1.00

1.20

中 衝 撃

0.90

1.00

1.25

1.50

重 衝 撃

1.00

1.25

1.50

1.75

起動、停止が1時間に10回以上ある時は下記の使用係数を使用してください。

荷重の種類

30分

2時間

10時間

24時間

均   一

0.90

1.00

1.25

1.50

中 衝 撃

1.00

1.25

1.50

1.75

重 衝 撃

1.25

1.50

1.75

2.00

 

 

7.       オーバーハングロード(O.H.L)(伝動能力表参照)

軸を曲げようとする力であり、チェーンスプロケット・ギヤ・プーリ等の駆動輪が軸に取り付けられたときに生じます。

過大なオーバーハングロードは軸やベアリングの寿命を短くし、破壊の原因になりますので次式で許容O.H.L.値を超えていないか、必ずチェックしてください。

 

許容O.H.L.

T‘×f

T‘:補正トルク(N・m)

(伝動能力表記載値)

f :O.H.L.係数

 

 

 

R :スプロケット・プーリ等のピッチ円半径(m)

 

O.H.L.係数 : f

出  力  軸

係数 f

チェーン伝動

1.00

ギヤ  伝動

1.25

Vベルト伝動

1.50

平ベルト伝動

2.50

※伝動能力表許容O.H.L.値は荷重の中心が出力軸長の中央の所にある場合の値です。

 

はせがわ  ウォーム減速機の効率は伝動能力表記載の出力トルクと入力動力を上式に代入することにより求められますがこれは歯面間のなじみが十分進んだ状態での値とお考えください。

 

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